エコノミックテクノスリラーって感じ
「タックスヘイヴン」(110/144)
橘、初読です
経済系の新書を多く書かれているんですね
そんな著者の小説です
想像以上にエンタメしてました
タイトルのタックスヘイブンに群がる
政治家
成金
裏社会
そして、北
奴らと対峙する金融マン
犯罪ギリギリのラインで攻防する
時には立派な犯罪も辞さない
事件はシンガポールから始まった
やり手の金融マンが死んだ
その奥さんと
高校時代の同級生の男二人のサスペンス
金融の裏テクニックが次々と出てきて
それを読んでいるだけで
ドキドキするし、為になる(笑)
その辺のノリは
往年のテクノスリラー系を彷彿させます
知的好奇心を触発されつつ
事件は
ノンストップで急展開の連続
事件ミステリとしても楽しめます
で、ちょっとセンチメンタルなラストもいい感じ
バランスのとれた作品です
手元に数百億の現金がある方は
必読かとwww
(20141021-20151020.165/144)
(20131021-20141020.164/144)
(20121021-20131020.161/144)
(20111021-20121020.166/144)
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(20091021-20101020.150/122)
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)
(20061021-20071020.133/122)
(20051021-20061020.128/108)