サイコパス
「死神の浮力」(126/144)
伊坂作品としては
珍しく
ストレートに悪を叩いているなと
思いました
ま、らしくないですよね
何か背景があるのでしょうか
気になります
サイコパスな男に
自分の娘を殺された夫婦の復讐劇
なんですが
ま、そこに例の死神が絡むんですよ
死に対して
人間とは全く違う意見を持っている彼が
死神の軽妙(?)なトークが引き起こす笑いの中に
娘を殺された悲しみは
一見、薄れていくのですが
その笑いが
実に良いのです
生きていく力とは何か
教えてくれるのです
伊坂王道を期待すると
ちょっと肩透かしかもしれませんが
いや
圧倒的なクオリティは
間違いないです
(20141021-20151020.165/144)
(20131021-20141020.164/144)
(20121021-20131020.161/144)
(20111021-20121020.166/144)
(20101021-20111020.159/144)
(20091021-20101020.150/122)
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)
(20061021-20071020.133/122)
(20051021-20061020.128/108)