重い、を越えた何か。性欲とは、何か。
「しろいろの街の、その骨の体温の」(152/144)
祝、芥川賞
初読です
小学校、中学校の話は
本当に重い
そこに
女性からの不気味=純粋な性欲が絡む本作品は
衝撃的…
スクールカーストの中
息苦しい毎日
そこから逃げるための性欲とは少し違う
彼女的には
彼氏を支配するために性欲という設定になっているのだが
何かが違うのだ
主人公の元「友達」
スクールカーストに対抗して今の立場から逃げ出そうと
対外的な戦いを仕掛ける少女がいる
一人きりの悲しい戦い…
周囲は冷笑
そんな友達と主人公の対比なのか
なんだ
この作品の肝は
こんな気持ちにさせてくれる作品
めったに無いかと
辛い読書かもしれないけれど
この読後感は
貴重です
(20141021-20151020.165/144)
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