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趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

迷う、読者、死を、弄ぶ

「鏡の花」(10/144)   

 

久しぶりに酔いしれました

間違いない

道尾クオリティ

パラレルワールドに迷い込んだ読者は

この迷宮から

抜け出すことが出来るのでしょうか?

 

6つの作品

最初の作品から次の作品に進んで

おやっ、と思う

 

あれ、生きてる

どうやら、死んでいない

 

最初に提示された世界からどこか少しずれた世界

次の作品に進むたびに

何かが違った同じような世界での物語が続いていく

何が正解とか

謎は何なのかとか

そういう気持ちはいつのまにか消えている

ただただ

道尾の道案内に着いていくだけ

そして

思う存分、迷えばよいのだ

 

弟が先に死んでいる世界と姉が死んでしまった世界

それに向き合う父母

事実を受け止める

姉と弟

それとは別に父母がいない世界も

 

感想で

技巧で死を弄ぶ態度が嫌いだ的なものもあったが

僕はそうは思わない

 

死は人を変えたり、狂わせたりする

善にも悪にも、どちらにも転がる可能性がある

その、実に不思議なものを

あえて、この超絶技巧で書き上げたのだから

あえて弄んだ道尾の意志に

僕は

素直に打たれました

 

死は悲しいけど

その反対側に生きている人がいることを

ものすごく実感出来る

素敵な作品だと思います

 

   

 

もう一つの趣味は「ランニング」ですから

はてな年間100冊読書クラブ

 

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