趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

起承転結で一番大事なのは「結」ではない

「首折り男のための協奏曲」(20/144)    

 

七つの短編

で、注意

 

その七つの短編が複雑に絡み合い

最後に全ての関係性が解き明かされて

大きな一枚の絵になる

 

って物語じゃありませんから!!!

そういう作品が読みたい方は避けたほうがいいです

 

でも、全く関係ない七つの物語ではありません

なんとなく中心に

首を折って人を殺すプロの暗殺者がいる、ようです

 

なぜ「ようです」なのか

それは

僕が思うに

伊坂は読者にある程度の創作を強いていると思うのです

なので

他の人が読んだら

また違った解釈が出来そうだけど

それほど異なった意見は出てこないだろう

くらいなレベルで

ポンと投げ出している気がするからです

 

タイムトリップ的な要素も書き込まれていますが

それも

いろいろな解釈ができると思います

僕は、超奇跡的な偶然と考えてみました

つまり

タイムトリップは無い、という解釈ですね

 

もちろん

これをSFと読むことも良いと思います

要は

結は自分で決めなさい、ということです

 

通常、物語を読むとき

人は心を揺さぶられる結を求めます

作家も

結でいかに衝撃を与えるかを念頭に書くことでしょう

でも

実は結はどうでも良いのかもしれません

 

読書の本当の楽しさとは?

深いですね〜

 

だから、読書はやめられません 

 

 

 

もう一つの趣味は「ランニング」ですから

はてな年間100冊読書クラブ

 

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