趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

これが、原点か

「プレゼント」(31/144) 

 

 

葉村晶、ここからなんだよね〜

なるほど、一筋縄じゃない

 

短編集

葉村晶と小林警部補という2人の主人公が登場

最後の次作の前振りとなる物語で

二人は共演するのですが

その他は独立したミステリです

 

お気に入りは「再生」

締め切りを守らずに缶詰状態な作家

でも、どーしても外出しなくてはならない野暮用が

そんな彼が

殺人事件の目撃者となるのだが…

登場人物ほぼ全員

ロクな奴じゃないし

葉村のクールさ

切れ味も凄みを増すし

そんなストーリーがたどり着いた先は

ミステリの超王道とは

完全に騙されました

いや、ここまで鮮やかだと気持ちが良いです

 

その他、ダブル主演の「トラブル・メーカー」も秀逸

構造はよくあるものかもしれないけれど

何か違う

ま、結果的はよくある系から1回転半捻りをかましているから

さすがなんですが

それ以上に

やはり

葉村というキャラが立っている、勝っている

この後のシリーズを読んでいるから

こう思うのかもしれないけれど

彼女は

ミステリ界の稀有な貴重な存在であることは間違いない

 

さ、これで「静かな炎天」への準備が整いました

いや〜

今年も読書はやめられませんね

 

  

 

もう一つの趣味は「ランニング」ですから

はてな年間100冊読書クラブ

 

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