このミス1位は信じて良いと思いますよ
「熊と踊れ・上」(34/144)
「熊と踊れ・下」(35/144)
文庫1,000ページ超
北欧ミステリ
そして1位
心を大きく動かされる物語です
家族の話なのです
最終的には
でも、緻密なクライム・ノベルなんです
連続して強盗を繰り返す犯罪者の
その過程の描写は
ドキドキハラハラです
通常ならば、これだけで大満足でしょう
でも、本作品は
ここに、心の揺れを差し込みます
親子、そして兄弟
母に妻、パートナー
近しい人間関係、それもノーマルではない危険な関係
主人公の長男は
その全てに悩みながら
犯罪史に残る強烈で巨大な強盗計画を実践していくのです
さらに驚くことに
この作品、事実の基づいているのです
ていうか
現実の事件の関係者が執筆しているのです
衝撃的…
この分厚さは厳しいかもしれませんが
乗り越える価値は十分にあります
雪が降る寒い夜に
北欧に思いを飛ばして読書を堪能する
なんて贅沢なんでしょう
(20151021-20161020.166/144)
(20141021-20151020.165/144)
(20131021-20141020.164/144)
(20121021-20131020.161/144)
(20111021-20121020.166/144)
(20101021-20111020.159/144)
(20091021-20101020.150/122)
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)
(20061021-20071020.133/122)
(20051021-20061020.128/108)