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趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

きた、ミステリ、王道、でも

「貘の檻」(39/144)  

 

道尾、久しぶりの直球ミステリ

でも

道尾クオリティですから

ただのミステリじゃありません

 

ミステリのメインのラインが解きほぐされていくのと並行して

主人公の心の奥の澱みも明らかになっていく

「暗い」だけでは言い表せない

「闇」というのは単純すぎる

そんな不思議な世界が、そこにはあります

 

物語は

失職、離婚し、

死ぬことを「決意」した主人公・大槇が

駅で自殺を目の当たりにするところから始まります

その自殺の当事者が

生まれ育った長野県の田舎の村で起こった

殺人事件の関係者だった

そして

その殺人事件の犯人は「父」だった

 

そんな忌まわしき村へ

息子と帰省することにした大槇

過去の殺人事件の真相を探るべく動き始めます

そんな中、息子が誘拐された…

 

田舎の小さなコミュニティ

名家のプライドや濃密な人間関係

もう、ミステリとしては定番中の定番です

 

なぜ?

どうして?が徐々に明らかになっていくのだけど

死人に口なし、それは全て類推でしかないわけです

その類推が

明らかになっていく事実によって

めまぐるしく変遷していく様は

さすが、道尾

地味な設定なのにドキドキハラハラさせてくれます

 

そして

最後にたどり着いたのは…

 

骨格は本格的なミステリですが

様々な読書のスタイルに応えてくれる作品です

道尾をどう読むか

あなた次第かと

 

 

 

 

 

もう一つの趣味は「ランニング」ですから

はてな年間100冊読書クラブ

 

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