趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

光秀、信長を、やっちゃったらしいよ

「光秀の定理」(40/144)  

 

歴史小説では

一般に流布している人物像とは

実は全く異なったキャラだったのだ

というフレームのストーリーが多くあります

本作品もそれ

明智光秀の「本当の姿」を描いた作品です

 

でも、主人公は光秀ではありません

戦国時代を自由気ままに生きていく

ならず者とならず者

僧侶・愚息と武士・新九郎を中心に物語は進んでいきます

 

光秀は

不遇の時代に

この二人と出会います

そして

頂点に駆け上がる過程でも

この二人との付き合いは継続していきます

 

二人はずっと同じ

そして

実は光秀もずっと同じ

その人間関係、美しすぎます

 

そして、本能寺については

詳細は描かれていません

そこは

ある意味、どうでも良いのです

だって

光秀が光秀としてその選択をするのは当然なのです

 

でも、実は

本作品の最大の面白みは

新九郎の

剣士としての強さに開眼する、その瞬間なのかもしれません

 

自分の定理を見つけることは

光秀にとっては不幸であり

新九郎にとっては安寧であった

 

生きるって難しいけど、楽しいね

 

 

 

 

もう一つの趣味は「ランニング」ですから

はてな年間100冊読書クラブ

 

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