地味な風景の中に
「風葬」(51/144)
釧路の書道教室を継いだ女性が主人公
認知症の母が
呟いた一言から物語は始まる
そこから
対ロシア密輸の問題や
自分の出生の秘密
教え子の自殺
想像以上に
ドラマチックな展開が待っている
がしかし
オホーツクの景色が
感情の昂りを抑えてくれる
実は
どこにでもドラマはあるのだけど
何となく
日常の中で潰されていく
無かったことになっていく
それが
生きていく上での「勝利の法則」と言わんばかりに
桜木の初期の作品です
読むたびに
北海道行きたくなってきます
涙香岬か
何もなさそうだね
(20151021-20161020.166/144)
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