因習とアート
「カラヴィンカ」(23/144)
昔ながらの村
藤家と斧家
天才アーティスト、実菓子は没落した斧家の娘
この娘、ヤバイ
主人公の藤家の多聞の
父の愛人の娘であり
その父と結婚をし
父の死後、兄と結婚をしたのです
で、兄も死んでいます
てか藤屋もヤバイです
この人間関係、複雑すぎるのですが
徐々に解かれていくのです
でも
解かれていくほどに、哀しみが拡がっていきます
この哀しみ、誰のせいでもないんですよね
運が悪いというか
何というか…
人を単純に信用する気持ちがあれば
全て解決できたのかも
な~んて、綺麗ごとなんだけど
この登場人物たちの絶望を
救う術が他にあるのならば教えてほしいです
ミステリなんですが
アーティストものとしての一面もあったりして
主人公はボーカリスト
亡兄は画家
二人の狂気を感じてください
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