趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

浅田次郎

梅雨にウンザリしている方に、オススメ

「一路・上」(114/144) 「一路・下」(115/144) 珍しく時代物、読んでみました ま、吉田修一の「路」に引っ張られて 何となく購入してしまったのですが… 江戸末期 参勤交代の話です 突然、父が死んだ 代わりに何の知識もないままに 参勤交代を仕切らなければ…

「本当」の歴史など存在しない

「マンチュリアン・リポート」(83/144) 張作霖暗殺 1928年 歴史の教科書では数行で終わってしまう事件 そこに切り込む浅田 蒼穹の昴シリーズ第4弾なんですね どちらかというと、浅田、苦手な部類に入るので…… あまり読んでいないので 知りませんでした 太平…

久しぶりに電車の中で涙、です。

「月島慕情」(58/122) 浅田次郎は好きですか? 泣ける小説は好きですか? 二つの質問にNOの読書マニアの方は、 一度、文庫版の本作品、巻末の桜庭一樹の解説を読んでみてください。 それでも、読みたくならないならば、その判断は正しいと思います。 でも、…

う、悲しくも勇ましい戦争のお話し

「シェエラザード・下」(67/108) 沈む・・・ 凛々しく沈む意味無い国策、って振り返れば誰でも分かるんだけど、 その時、その場にいると、 分からないんですよ。だから戦争とか、 やっちゃうんですよ。 もう、本当に人間って馬鹿。 馬鹿は馬鹿なりに考えてい…

第二次世界大戦、大東亜共栄圏、か

「シェエラザード・上」(66/108) 昭和歴史ミステリー、か。 第二次世界大戦中の豪華客船。 もう設定がたまりません。 現在の政界・財界・裏社会との絡みも ありきたりの設定ではありますが、 さあ、後半、浅田次郎の本領発揮かと。楽しみでございます。 現在…

浅田次郎の家族観

椿山課長の七日間 (朝日文庫)作者: 浅田次郎出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2005/09/15メディア: 文庫購入: 35人 クリック: 827回この商品を含むブログ (152件) を見る 「椿山課長の七日間」(32/108) 家族って優しい。 浅田次郎作品のテーマなんでしょ…