趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

雫井脩介

勝てば官軍

「検察側の罪人・上」(60/144) 「検察側の罪人・下」(61/144) 映画化、ですよね 木村拓哉の爺いの演技に期待します 中盤のまさかの展開ですが あくまでも、まだページは半分のこっています この段階で仕掛けるからには この先、どこで、何回、「まさか」を仕…

意見が分かれるね

「仮面同窓会」(154/144) ネタバレになっちゃうな これ、何を書いても 最初に提示される物語の構図は ・久しぶりの同窓会 ・ヤンチャ四人組が当時のムカついていた先生に仕返しを計画する ・仕返しをする(拉致して軽く暴力) ・次の日、その先生が殺されて…

脇の物語の大切さ

「殺気!」(128/144) 本筋だけで考えると ごくごく普通のミステリなんですが そのミステリをとりまく 些細なイベントや人間関係の描き方 実に上手い 地元のショッピングセンターで実施される ファッションイベントのところなど 実に良い 適切な嘘と筋の通った…

クリエイタの狂気

「犯罪小説家」(128/144) 作家、脚本家、ルポライター。 皆の狂気が この「大団円」をもたらす。 モノを作る人たちは、 やっぱり、普通じゃない。 普通じゃない人が作るからこそ 心躍り、胸ときめく作品が生まれるのだから。 それにしても、 最後の最後まで…

沢尻エリカ、、、

「クローズド・ノート」(111/122) 、、、でしょ。 でも、よくよく考えたら、 雫井脩介作品なんですよね。 ネタバレは当然。 最初から、ネタバレを隠す必要も無く、 物語は、心地よい空間とともに進行していきます。 そして、巻末の著者の「告白」により、 全…

!!!!、痛快、350ページ

「犯人に告ぐ・下」(3/122) いやー、一気読み。 マジでエンタテインメント小説。 それも極上の。 テレビのニュース番組を使って殺人事件の捜査をするなんて、 ありえない設定が、とりあえずエンタテインメント。 そんな嘘の設定を支える、 登場人物の設定…

ニヤリ、我慢の320ページ

「犯人に告ぐ・上」(2/122) 早く下巻、読みたい! とにかく読ませてっ、て感じです。 導入の誘拐殺人事件、どう進捗するのか? とか思いつつ、 やっぱり、この事件は只の前振りに過ぎず。 で、本線の殺人事件に突入するわけですが、 これまた、非常識な劇…

雫井修介のデビュー作かぁ

栄光一途 (幻冬舎文庫)作者: 雫井脩介出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2002/04メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (19件) を見る雫井修介のデビュー、「栄光一途」 柔道という日本的なテーマを、見事に表現していたかと。 学閥とか…