POPなフリーマントル、お試しあれ。
「知りすぎた女」(121/108)
フリーマントルにしてはポップな作品。
マフィア
マネーロンダリング
愛人
FBI
ニューヨーク
おなじみの要素ですが、
フリーマントルが料理すると、これが美味しいわけです。
今回は、かなり軽めで食べやすい(読みやすい)んですが、
もちろん、ピリリと利いています。
ただのハリウッド的サスペンスじゃあ、ありません。
人間の哀しさと強さが、入り交じる。
原題の「二人の女」の生きていく姿は、間違いなくヘビーです。
「アリスは死ぬのね?」
この一言に、ヤラれました、完全に。
※はてな年間100冊読書クラブ
※妄想キャスティング
http://mixi.jp/view_community.pl?id=424676
- 作者: ブライアンフリーマントル,Brian Freemantle,松本剛史
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/02
- メディア: 文庫
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