前言撤回です。。。
「燃える蜃気楼・下」(33/122)
すいません、勘違いしてました。
逢坂剛、スペイン連作、これで完結じゃありませんでした。
早とちり、申し訳ありません。
・イベリアの雷鳴
・遠ざかる祖国
・燃える蜃気楼(本作ですね)
で、これに続くのが「暗い国境線」でした。失礼しました。
あと、もう一つ勘違い。
国益や愛国心よりも、やっぱ「恋」でしょ。
いやー、ベタな感想ですが、
人って単純なんです。
ま、「恋」っていうよりも「好き嫌い」かなあ。
人の好き嫌い、が一番わかりやすいけれど、それだけには止まらないかも。
国の好き嫌い。
イデオロギーの好き嫌い。
でも、世の中、好き嫌いだけじゃ生きていけない。
それが人生ですよ。
本作は、その人生の主軸に「第二次世界大戦」という、
大きな事件が存在するのですが、
どんな大きな事件でも、
その周辺に蠢くのは、小さな「個人」でしかないわけで。。。
早く、次、読もっと。
※はてな年間100冊読書クラブ(2005-2006.128/108)
※妄想キャスティング
http://mixi.jp/view_community.pl?id=424676
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