そこに、光があるから
「光待つ場所へ」(159/144)
そこに、光があるから
否
光があることを、信じているから
人は前に、進めるのかな
でも、簡単に信じることが出来ないから
生きていくのは辛いってことかな
今回も名台詞満載でした
僕の一番は
絵を描く人たちの物語「しあわせのこみち」で
田辺が清水に言った一言
「あのさ。自分が天才だって気がついたの、いつ?」
この一言で光が見えた
というか、光の存在を確信したのかも
その光は
この彼の一言があるまでは
清水の中ではただの「妄想」だったのかもしれない
信じるのが怖いから
信じて裏切られるのが怖いから
とりあえず「妄想」ってことにして
心にバリアを張っていたんだろう
でも、扉は開かれた
その先に、光はあったんだ
辻村の美しき世界
堪能あれ
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
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