趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

そこに、光があるから

「光待つ場所へ」(159/144)
 
 
そこに、光があるから

光があることを、信じているから
人は前に、進めるのかな
 
でも、簡単に信じることが出来ないから
生きていくのは辛いってことかな
 
今回も名台詞満載でした
僕の一番は
絵を描く人たちの物語「しあわせのこみち」で
田辺が清水に言った一言
 
 「あのさ。自分が天才だって気がついたの、いつ?」
 
この一言で光が見えた
というか、光の存在を確信したのかも
 
その光は
この彼の一言があるまでは
清水の中ではただの「妄想」だったのかもしれない
信じるのが怖いから
信じて裏切られるのが怖いから
とりあえず「妄想」ってことにして
心にバリアを張っていたんだろう
 
でも、扉は開かれた
その先に、光はあったんだ
  
辻村の美しき世界
堪能あれ
 
     
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

光待つ場所へ (講談社文庫)

光待つ場所へ (講談社文庫)

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