趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

靡エロ、微エロ、美エロ

「氷平線」(20/144)  
 
 
きた、直木賞
初読です
 
枯れた環境での
わずかな性
雪虫」「霧繭」「夏の稜線」「海に帰る」「水の棺」そして「氷平線」
さびしい物語が続きます
 
でも、たださびしいって感じじゃないんだよなぁ
強いとか弱いとか超えて
セックスという行為の意味を
敢えて、今さらに、あっさりと問うている感じ
慰めあう
確かめあう
その先に何が……
 
お気に入りは「雪虫」かな
北の大地の経済的、社会的、人間的な実情の中に
必ずある性、いや生の問題を
実に、薄く描いています
この薄さ、絶妙です 
後からグググっとくる感じ
 
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

氷平線 (文春文庫)

氷平線 (文春文庫)

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