文字で「観る」
「若沖」(77/144)
何度も調べたくなりましたが
敢えて
読了するまで若沖の作品を観ませんでした
江戸時代の画家のお話です
恥ずかしながら、若沖、知りませんでした
そんな白紙の状態から
文字のみで若沖の作品を妄想するという
かなりの贅沢
それも
澤田瞳子の筆力のおかげでしょう
絵画のみならず
何かを表現したいと思う人の気持ちは
様々だと思います
そこに迫る本作品の鋭さ
そこまでして絵を描かなくてもいいじゃないか
と言いたくもなるのですが
表現者は
描かなくては生きる意味がなくなってしまうので
どんなに苦しくても、辛くても
描くんですよね
読後、観ました、若沖の作品を
もし、この小説を読まなかったら
この思いは生まれなかったと思うと
作品との出会いって
本当に奇跡なんだな〜って
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