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趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

恐い、恐い、恐い、恐い…読むべき

「残穢」(146/144) ドキュメンタリー・ホラーなんです 著者、小野を想起させる作家が主人公 その作家が 自分に届いた怪談話投稿の手紙の謎を 実に淡々と追い続けるお話し その様が ドキュメンタリーというかノンフィクションというか 読んでいて これは小説…

孤島、ど真ん中

「黒祠の島」(85/144) 孤島の連続殺人 小さな島で絶対的権力をもつ領家 古くから伝わる因習、黒祠 友人の消息を追ってやってきた「よそもの」の探偵 何かがおかしい で、遂に見つけてしまう 惨たらしい死体を…… がしかし、この島はこの「事件」を無きものに…

そして、ゆるい命(その五)

「屍鬼 五」(6/122) 遂に、 人々は立ち上がる。 猛烈な憎悪、 そして恐怖心が、 人々の心を潰した結果だ。 その様は屍鬼の残虐な振る舞いよりも惨たらしい。 生きるためには、 命を継続するためならば、 生き物は、人間は、屍鬼という名の化け物は、 草花は…

ゆるい大人、ゆるい常識(その四)

「屍鬼 四」(5/122) 化け物退治に立ち上がったのは、 子供たちと ちょっと頭が壊れている(と思われている)狂信者だけだった。 そう、 本当の敵「屍鬼」よりも、 常識という強大な敵の前に、 大人たちは屈しているのだ。 でも、 主人公の二人は、 お互いの…

ゆるい真実、ゆるい決断(その三)

「屍鬼 三」(4/122) 遂にやつらの正体が。 屍鬼が見えた。 こんな驚くべき事実を発見してしまった、 大人、 そして子供。 アプローチは異なれど、 墓を掘り返すという「暴挙」の先に事実はあった。 そして、 事実を知ったはよいが、 その事実を、どうやって…

ゆるい社会、ゆるい理解(その二)

「屍鬼 二」(3/122) 死は続く。 その理由は? 外場村の時間の流れはゆるく、 物事が 構築される時間も、 崩壊していく時間も、 ゆるりゆるりと流れるしかない。 医師と僧侶の謎解きは、 アプローチや思考は違えども、 目的は同じ。 村のため。 でも、それは…

ゆるい死、ゆるい恐怖(その一)

「屍鬼 一」(1/122) 宣言通り、初読から今年度スタート。 小野不由美、 それも超大作。全五冊。 実は買ったまま、一年以上放置してました。 実に閉鎖的な「田舎」の村が舞台。 その描写の「長さ」が素敵。 もし、作品の舞台が東京とか大阪だったらありえな…