2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧
「探偵の探偵」(4/144) 読みかけの本を家に忘れてしまい 急遽、本屋へ どうせなら初読の作家でも と思いウロウロ で、ふと、気が付いた、 松岡圭佑、読んだことないや… 人気作家なのになぜか読んでなかったので とりあえず何かと思って手に取ったのが本作品…
「恋歌」(3/144) いつも通り、前知識無しで あ、さすがに直木賞受賞作品ということは知ってましたが… 読みはじめたら あれよあれよという間に幕末の世界に すっぽりと飲み込まれていました 幕末、明治維新のころ 興味はあるけど 正直、嫌いな時代であります …
「ファミリー・レストラン」(2/144) さて、今回もテーマ通りの初読です それも直木賞作家 ! おう、贅沢 というよりも 受賞する前に一冊も読んでいないという状況を反省すべきかと… ちゃんとよき作品を見つける「眼」を持たないと この先、時間は限られてい…
「夜にその名を呼べば」(1/144) 今期一冊目 テーマに沿って昔の作品からスタートです 社会人デビューの年に発表された作品 僕の読書人生のターニングポイントの一つの年だと思うと 感慨深いです 東西ドイツが分裂していた時代 ココム規制違反とか 本当に懐か…
「ふくわらい」(165/144) 西加奈子、初読でした で、単純に面白いうえに 想像以上の奥の深さもあって あっという間にズズイーっと引き込まれました 昔ながらの遊び「ふくわらい」が好きな少女が登場します そんな不思議少女の ちょっと怪しく可愛い物語かと…
「髑髏の檻」(164/144) いや、面白い 間違いない 百番目の男、デス・コレクターズ、毒蛇の園(未読…)、 ブラッド・ブラザー、イン・ザ・ブラッドときて 今回は山奥で休暇中の主人公カーソンの前で繰り広げられる殺人事件 残酷で凄惨な死体の装飾 当然ながら…
「ミート・ザ・ビート」(163/144) 読みました 新・芥川賞作家、 羽田圭介 5年前の作品 文庫の帯には「賞賛と酷評」 でも、芥川賞候補作だったんですね ざっと選評を読む限りは なぜ、この作品が最終候補に残ったのか不思議な気分にもなりますが… で、この終…
「天翔ける」(162/144) 甘く見てました 表紙を見て 馬が描いてあって 読み始めたら 小学生の女の子が出てきたから 馬の牧場での心温まる物語か もしくは女性ジョッキーに成長していくストーリーと思ってました 初めて知りました エンデュランス とりあえずwi…
「さようなら、オレンジ」(161/144) さてと… なかなか適切な言葉が打てません 感動という言葉では何かが足りないんです 衝撃的感動とでも言えば 少しは伝わるかも でも いいや 言葉の持つ力を こういう形で 知ることが出来て良かったです 読書を続けていると…
「論理爆弾」(160/144) ソラシリーズ第三弾 最初は父が逮捕され 次は探偵への第一歩を踏み出し 本作では、母の追跡を開始する で、ネタバレになるので書けないのですが これは凄い… 名探偵を目指す少女の物語での 名探偵の名推理という仕組みを根底からぶち…
「キングを探せ」(159/144) きた、本格 テーマは交換殺人 それも四重交換 やりすぎでしょ、法月 でも、法月だから、やるしかないよね まあ、法月なんで、安定感ありありです 安心して読んでください ちょっと面白かったのは ある登場人物の 殺人にいたるまで…
「木曜の男」(158/144) オシャレ本屋でたまたま出会った作品 なんと1908年発表です 日本での初版は1960年 自分からは絶対にセレクトしないでしょう 無政府主義者の秘密結社と戦う人たちの物語 テロリストではありません 無政府主義者です かなりブラックな作…
「光」(157/144) 小学生5人 主人公はおとなしめな子供 お調子者と、その姉さんの二人姉弟 金持ちのチョット嫌味な奴 お祖母ちゃんと暮らす貧しい子 この五人が 道尾らしからぬ(笑)元気な普通の子供として 活躍しちゃうのです 物語全体には しっかりとトリ…
「もう年はとれない」(156/144) 80才を超えた 元刑事、バック・シャッツが活躍する爺ハードボイルド 爺だから言いたい放題、やりたい放題 こんな年寄り、身内じゃなかったら 本当に面倒だと思いますよ(笑) 一歩間違えば「老害」確定案件ですww 第二次世界…
「烏は主を選ばない」(155/144) あの傑作から…はや1年強ですね 解説を読むまで 気が付きませんでした 同じ出来事を 別の角度から見ていた物語とは 解説の大矢博子の思いに 僕は完全にシンクロしました 本物だと思います でも、amazonの感想とか見ていると 予…