趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

仕事をする人達、それぞれ

「氷舞 新宿鮫VI」(49/122) キタっ! 公安警察vs刑事警察 やっぱり、この構図に一番痺れるわけですよ。 今回の鮫島、 地理的には、歌舞伎町から少し離れたところで仕事します。 神奈川県警まで利用したりして、 さすが元キャリアは「頭」の出来が違います…

善き人は、佳き仕事をしている、確実に。

「炎蛹 新宿鮫V」(48/122) 久しぶりに戻ってきました、歌舞伎町。 やっぱり、素敵な街です。 大好きです。 あの混沌、あの騒音。 汚いんじゃなく、飾ってないって感じ。 あの湿度、あの密度。 息苦しいんじゃなく、皆が生きてるって感じ。 そんな歌舞伎町…

伊良部先生のようになりたい

「空中ブランコ」(47/122) やーっと読みました。 直木賞なんですよね。 心、温まり、気分、休まる。 面白いし、ドキドキするし、わくわくするし。 小説というエンタテインメント性が凝縮されてます。 短編、5つ。それぞれの悩みが登場します。サーカス ↓ …

ジェットコースター、みたいな

「そして粛清の扉を」(46/122) 作品のテーマは、深く、暗く。 話の展開は、素早く、鋭く。 未成年者の犯罪を「断罪」する女教師。 校内で「容赦」無く射殺。 最低で「凶悪」な生徒たちの額に孔が開く。 正義サイドに立つ「俊英」な警察が結集する。 更に、…

文庫2,600頁、悔いは無し

「人狼城の恐怖 第四部=完結編」(45/122) この、パズルが解ける快感(更に、解けなかった自分に対する敗北感…) そして、この、オチ! 文字通り、本格推理小説の金字塔です。 推理小説が、本当に好きならば、 この2,600ページを読むまでは、死なないでく…

名探偵という責任

「人狼城の恐怖 第三部=探偵編」(44/122) 三部は薄めの550頁。 一部、二部、怒涛の1,400頁の謎に、 名探偵、まさに名探偵、二階堂蘭子が挑む。 今まで、様々なミステリー、推理小説、読んできましたが、 この蘭子は、まさに名探偵。剛速球で名探偵ですね…

もう、思考の限界、突破

「人狼城の恐怖 第一部=ドイツ編」(43/122) 序章、前半戦、やっと終了。 一部、660頁。二部、730頁。 この1,400頁を、とりあえず読み切って、 感じた事は。。。 、、、この物語に結末は存在するのだろうか??? フランスと逆サイドのドイツでも、 人が殺…

遂に、扉を開けてしまいました

「人狼城の恐怖 第二部=フランス編」(42/122) 前から、 いつかは読まなくてはならない4,000枚と思いつつ、 なかなか。。。だった、二階堂黎人。 遂に読み始めました。 第一部=ドイツ編、第二部=フランス編、どちらから読んでも大丈夫ということなので、…

リアルな恐怖は愛を孕んでいる

「アイズ」(41/122) ホラーの巨匠、鈴木光司の短編集。 八つの恐怖が、待っています。 でも、全ての恐怖に、愛を感じます。 親子の愛。 男女の愛。 友への愛。 愛があるから、深みのある恐怖があるのです。 薄っぺらい恐怖は、怖くないです。 遊園地のお化…

文字を、書きたく、なってくる

「てのひらの迷路」(41/122) 石田衣良、10枚の掌篇集×24。 石田の非常にパーソナル(と思われる)な部分を、 サクサクと書き綴ってある。 下手すると、非常に閉じてしまった、 独りよがりな文章になってしまいそうなところですが、 そこは、石田の腕の見せ…