趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

一気読み、必然。東野圭吾。

「容疑者Xの献身」(47/108) 泣いちゃいました。 久しぶりに、本読んで。 東野圭吾に感謝。 ありがとうございました。 ※はてな年間100冊読書クラブ ※妄想キャスティング http://mixi.jp/view_community.pl?id=424676 容疑者Xの献身作者: 東野圭吾出版社/メー…

このオペラ、僕をどこに誘うや

「ミステリ・オペラ/上」(46/108) 時間。 空間。 人格。 歴史。 信仰。。。 幾重にも重なる山田正紀の繰り出す多重構造オペラに、 なされるがままページをめくる悦楽をかみしめつつ。 下巻に突入します。 一体全体、この物語は何を伝えてくれるのでしょうか…

SHOCKは続く

舞台、みてきました。Endless SHOCK これ、かなり、凄かったですよ。 飲み仲間(嘘、嘘!)が出演している縁で噂のステージを初体験。 普通の人じゃチケット取れないんですよね。感謝。 で、何が凄いって、堂本光一クンが凄い。 あれ、超人みたい。とにかく…

救われるなんて、甘い甘い。

「柔らかな頬・下」(45/108) 桐野夏生って「ひどい人」だね。 こーんな救われない小説書くなんて。でも、これ、最高です。 圧倒的に優れてます。 ここまで「ひどい」と、その先に見えてくるものがあるんですね。 悲しさの先にある優しさ。 死の向こう側にあ…

薄幸な女を書かせたら

「柔らかな頬・上」(44/108) 桐野夏生、冴えてます。 不幸じゃない。薄幸なんです。 ゼロじゃない。薄い・・・ちょっとだけある幸せが。 あー、悲しみが透けて見える。 カスミが無理すればするほど、幸せが薄くなる。 ペラペラに。 でも、 これ、女性が読む…

乙一、どうでしょうか?

「死にぞこないの青」(43/108) 乙一さんですね。 短いんで、すぐ読んでしまいました。軽ーーいんだけど、重い。 すーーぐ読めるんだけど、ページの隅々からパシッパシッっと攻撃されてる感じ。 早ーーく読んでしまわないと、苦しいんです。 イジメ、差別、学…

ボッシュ刑事。カッコいいぞ。でも寂しいのは止む無し。

「ブラック・アイス」(42/108) ボッシュシリーズとしては2作目。 今回は麻薬がテーマ。 もちろん、警官殺しも多発。 メキシコにも出張したりして。 前回の銀行強盗よりも、よりハードに。 より派手に。 なんだけども、いわゆる映画化しやすいよーな作品達と…

僕も言おう、「悔しいぞ。野沢尚」

「殺し屋シュウ」(41/108) 題名の通りの「殺し屋」もの。 暗殺者ではなく殺し屋ですね。 短く無駄のない短編が、グッと集まって大きな流れになる構成。 さすが脚本家、とか思いながら、深夜に一気読みしました。主人公シュウのキャラ設定が秀逸。 感情移入で…

読書って、何だろう

ますみんの日記を読みながら考えました。 僕にとっての読書は何でしょうか。 うーむ。・最大の贅沢 ・最高の遊戯 ・至高の暇つぶし 文字は、映画、テレビ、舞台、コミック、アニメ、ゲームに進化します。 全ての源。 それを味わう悦びに身を委ねる、あー読書…

悲しいね、切ないね。頑張れ、ボッシュ刑事。

「ナイトホークス」(下)(40/108) おっと、こうくるか。 最後まで緻密さに鈍り無し。 ハードでありながら、上質のミステリー。 結末はある程度のところで予想できるけど、 どーーーやって、その結末の落とし前つけるのか、ってミステリの醍醐味でしょ。 そ…

人に歴史あり。ハードで緻密なミステリー

「ナイトホークス」(上)(39/108) 先日読了した「暗く聖なる夜」のハリー・ボッシュシリーズの第一弾。 舞台は1992年くらいかあ。 なるほど、ボッシュはこういう経歴の人なのね。 なんか、人の歴史を勝手に遡ってる感じが不思議。 ハードボイルドな様相なん…