趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

なかったことに・・・

「ルー=ガルー〜忌避すべき狼・上」(17/144) 「ルー=ガルー〜忌避すべき狼・下」(18/144) この件は、なかったことに・・・ けっこう、良く使うフレーズだが、 よくよく考えると、 物凄く恐ろしい行為だ。 京極夏彦の、 近未来美少女SFサスペンス。 そう。 …

美しく走りたい

「風が強く吹いている」(16/144) 泣けた。 なぜ、涙が? それは美しいからなのかもしれない、 彼らの走る姿が。 無名大学の素人陸上部が、 あの、箱根駅伝に出場する物語。 青春、陸上、ファンタジーです。 それにしても美しい。 走る姿。 走る気持。 走る感…

二時間ドラマを、読んでみた

「恐山殺人事件」(15/144) ウチにあった本を読んでみた。 買ったのではない。 誰かから貰ったのだろう。 で、敢えての、まさかの、浅見光彦シリーズ。 二時間ドラマでも、 このシリーズは見たことがない。 さて、展開は、いかにも二時間ドラマ。 ま、どうし…

人柱、メタファーではなく

「オリンピックの身代金・上」(13/144) 「オリンピックの身代金・下」(14/144) この街は、 たくさんの人々の犠牲のもとにあり、 その犠牲は、 時として命そのものである。 そんな歴史を 人々は何千年と繰り返しているのであろう。 それを「悪」とは言い切れ…

次に日本が戦争をするならば

「神器〜軍艦「橿原」殺人事件・下」(12/144) 想像を遥かに超えていました。 太平洋戦争の狂気が、 ここにありました。 いや〜 理解不能。 でも、その理解不能が「戦争」なのかも。 軍艦「橿原」の最終目的は、 日本の全否定だった。 その内容は読んでいただ…

この物語のゴールは何処か!

「神器〜軍艦「橿原」殺人事件・上」(11/144) これは何の物語なのか? 五里霧中のエクスタシー! 序の口の上巻。 太平洋戦争下。 日本海軍の、とある軍艦が舞台。 秘密だらけ。 5番倉庫に何があるのか? そして、人が死ぬ。 自殺?他殺?心中? さらにタイム…

システム、システム、システム、システム、、、

「モダンタイムス・上」(9/144) 「モダンタイムス・下」(10/144) 伊坂、キタ! あの「魔王」から50年。 日本は、 世界は、 地球は、 宇宙は、 順調に動いている。 いや、 その順調はある人にとては不調であり、 不調は、 また順調であるのだが、、、 まあ、 …

猫なら、百歩、いや、千歩譲って、、、

「猫鳴り」(8/144) 自分は、 死に対する責任を追いたくないので、 動物を飼いません。 というか、飼いたくありません。 犬も、猫も、金魚も、鈴虫も。 あくまでも確率的にですが、 自分より先に死を迎える仲間を自ら受け入れるのは、 正直、気が重いです。 …

江戸に生きる、人として生きる

「おまえさん 上」(6/144) 「おまえさん 下」(7/144) 文句なし。 圧倒的な面白さ。 文庫1,200頁がこんなに愛おしいなんて。 宮部みゆき、に感謝の文化の日です。 ぼんくらシリーズの三つ目。 薬屋の主人が斬られた。 むむむ、これは連続殺人かも? ご隠居、…