趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

遂に旅立ってしまうのですか、ハリー

「ハリー・ポッターと謎のプリンス・下」(80/108) うーむ、面白かった。 ずっしり、読ませていただきました。 師弟関係?父子関係? 深い絆。信頼関係。 恋愛。憎しみ。憎悪。憐憫。 様々な感情がうずまく第六作でした。 ネタバレになるから、何も書けない…

息詰まる、本を読むという行為。

「第三の時効」(79/108) 朽木、楠見、村瀬、三者三様。 強行犯シリーズ。 僕は、、、楠見派かなあ。 これ読むと、警察に勤めたくなる。 企業小説だからねえ。 リアルな雰囲気。警察と言う組織の中の緊張感。 犯罪者に立ち向かう前に、 調整しなければならな…

伊坂幸太郎、楽しい!

「陽気なギャングが地球を回す」(78/108) 伊坂幸太郎、うまい。 犯罪コメディ、って巧みな作者じゃないといけないわけで、 銀行強盗、というポピュラーな題材だと尚更なわけで。 うーむ、楽しい。 4人の中で、僕が好きなのは「響野」かなあ。 演説、したい…

ハリー、かっこ良くなったね、更に

「ハリー・ポッターと謎のプリンス・上」(77/108) 前半戦終了。 今回は非常に内容がわかりやすいです。 ま、結末に向かって、ズンズン突き進んでいる感じ。 一気に謎が解けていく(のは次回作なのはわかっているけど)期待感・大。 それにしても、ハリー、…

シブミですか。日本人にも難しいですねぇ。

「シブミ・下」(76/108) トレヴェニアン、ですかあ。 洞窟登攀シーンの描写、ものすごかったです。 しつこい位に長いんですが、 そのパートを読み切った後の気持ち、素晴らしい! で、冒険小説の佳作ですよね。 まあ、よくあるパターンではありますが、 そ…

渋い、かあ。難しいねえ。

「シブミ・上」(75/108) 渋い暗殺者。 うーむ、非日本人的な発想。 で、決してゴルゴじゃないっす。 絶対違う。 ゴルゴは渋くない。 じゃ、誰だろう、イメージ的には・・・ 下巻読了後に考えよう。 で、話的には、1979年作品。 冷戦下ど真ん中のテロ、暗殺…

軽妙さに隠された、人間性のどん底

「百番目の男」(74/108) もの凄いサイコホラーなんですよ、これ。 でも、主人公が、異常なまでに軽妙なんです。 ところが、この軽妙な主人公にも 深い傷跡がありまして・・・ そのギャップが人間という生き物の不可解さを浮き彫りにする感じ。 正直、痛いで…

何これっ!ラスト1行の圧倒的衝撃

「噂」(73/108) おお。 最後の1行で吹っ飛んだ。 もう一度、読み直さなければならないかも・・・ ネタバレになるから何も書けません。 もう一度、復習しよう。 この500頁の中に巧みに隠された、様々なトラップを発見しなければ。 主人公の小暮さんと名島さ…

「平和」な日本で。言葉と暴力。

「Op.ローズダスト 1」(71/108) 「Op.ローズダスト 2」(72/108) 久しぶり、福井晴敏、堪能。 ほぼ24時間、ぶっ続けで一気読み。連休中ならではの贅沢。 饒舌な福井の文字の波を、 僕は、好意的、前向きに受け止めます。 平和とは? 国家とは? 政治とは…