趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

楽しみ方、50回あるけど、ハードル高めかな

「惑いの森」(35/144) 50の物語 2ページのものもあります ほんの一瞬の風景 風景すらになっていないかも 風みたいな作品の 読み方、難しいですね やはり、中村作品を何作か読んでからじゃないと 楽しめないだろうな 中村の世界に浸ることが楽しい 50回も ち…

分かりやすい舞城

「淵の王」(34/144) 文庫には「傑作ホラー長編」と書いてありますが そんな、ホラーじゃないですよ どちらかといえばファンタジーじゃないかな ちょっとダークな 中島さおり は友達を助ける際に「魔物」に出会う 堀江果歩 は自分の描く漫画の中に「魔物」を…

こういう関係ならば、犬でもいいよ

「その犬の歩むところ」(33/144) 犬には 人間と対等な立場でいてほしい だから「飼う」とかいう言葉は嫌だ この作品の中の犬は 素敵だ 犬の名前はギヴ 物語は犬目線ではない 陳腐な犬の感情表現もほとんど無い そう 犬の気持ちが分かるなんて傲慢すぎる 登場…

軽そ~うで、重い。

「御子柴くんと遠距離バディ」(32/144) 重そう、深そう、複雑そうに見えて 実は表面だけで 中身はスカスカみたいな小説とか映画とか あるじゃないですか 本作品は真逆です 諸事情あって 閑職に就いている御子柴くん 彼が 軽々と解決していく事件は かなり深…

政治家になりたくなる

「虚人の星」(31/144) 新年一発目から 一見、重めとか思いつつも これを「重い」とか言ってる時点で思考放棄なんですよね いけない、いけない 総理大臣と中国のスパイの物語 テーマは 米国、中国と、日本はどう対峙すべきなのか 10年後、20年後、そして50年…