趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

この誘拐は。。。誰のゲーム?

「誘拐の果実」(下)(38/108) うーむ、こう来るのか。 さすが、真保裕一。 参りました。 ちょっと、主人公・巧が「クレバーすぎる」きらいはあるものの、 上巻からは想像もつかない流れに、 自然にまきこまれて行きます。 洗練された誘導尋問を受けている感…

誘拐。最悪。サイテー。

「誘拐の果実」(上)(37/108) 誘拐って、人の弱みにつけこむ最高の脅迫だけに 最悪、サイテー。 それにしても、真保裕一って、懐深すぎ。 もう、常人の範疇超えすぎ。 これから下巻。 で、どーなるの、これ? 予想不可能な世界に突入させていただきます。 …

ロマノフ王朝は不滅です!70%のハッピーエンド

「皇帝の血脈」(下)(36/108) 朝の3時頃に読了したのが良かったかも。 相変わらず、世界を、そして歴史を時空を越えた謀略。 それを70%のハッピーエンドで卒なく締め括るアラン・フォルサム。 佳作です。 でも、敢えて苦言を。 最初の400ページの勢いが、 …

濃い、濃すぎて頁をめくる速度が遅くなる

「皇帝の血脈」(上)(35/108) アラン・フォルサムの三作品目。 前2つも、しっかり読んでました。告解の日〈上〉 (新潮文庫)作者: アランフォルサム,Allan Folsom,戸田裕之出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2000/10メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含…

振り向かない、って難しい

ひだまりゼリー―浅野真澄エッセイ作者: 浅野真澄出版社/メーカー: ジャイブ発売日: 2005/08メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 16回この商品を含むブログ (69件) を見る前に書いた↑浅野さんのブログにトラックバック ということで、初TB成功っすで、マラソ…

「ねじ」は締まるのでしょうか

「ねじの回転」(下)(34/108) 恩田陸って、恐るべし。226事件。 昭和の歴史の要。 うーむ、悲しくも儚き暴走かな。 ねじの回転=歴史のうねり? ねじは最後に締まって終わる。 歴史の最後は? 締まるの?それとも瓦解するの?誰が最後、決めるの? 恩田テイ…

恩田のタイムスリップ歴史ミステリー

「ねじの回転」(上)(33/108) 恩田陸って、こんな作品も書くんだ。。。 226事件か。 さてこれから、どうなっていくんだか。 宮部みゆきの「蒲生邸事件」も226事件ですよね。 日本人にとって 本能寺、忠臣蔵、226事件 たまらない歴史「イベント」なんですよ…

浅田次郎の家族観

椿山課長の七日間 (朝日文庫)作者: 浅田次郎出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2005/09/15メディア: 文庫購入: 35人 クリック: 827回この商品を含むブログ (152件) を見る 「椿山課長の七日間」(32/108) 家族って優しい。 浅田次郎作品のテーマなんでしょ…

祭りの悲しさ・・・ベガーズオペラ

日生劇場にて、ミュージカル「ベガーズオペラ」観劇。 旧知の仲の麻里ちゃん出演。 これ、楽しい、面白い、深い、刺激的。 乞食(って、今や放送禁止用語)のオペラ。 乞食の感情の放出。 祭りの意味って・・・ 舞台は18世紀前半のイギリス。 激動の時代の最…

歌舞伎町、行かなくちゃ

「北の狩人(上)」(30/108) 「北の狩人(下)」(31/108) 大沢在昌「狩人」シリーズです。 先に「砂」を読んでからの「北」です。で、砂と比べると、若い感じ。弾けてます。 主人公の雪人も、キーパーソンの佐江も若い。 若い気持ちが歌舞伎町の暗闇を走り抜…

トラックバックって

トラックバックって 今日、やっと、仕組みを理解した コメントとの違いをニュアンスで把握 これから、頑張ろうっで、やってみたら、出来なかった。。。 難しいなあ、IT系は 絶対に単純ミスしてるんだろう そのミスを見つけることが出来るのだろうか?自分の…

叙述モノって、本だけに許される幸せでしょ

「沈黙者」(29/108) はい、またまた一気読み。 お正月はズンズン読めて、素晴らしい。沈黙の理由がちょっと弱いかな・・・とは思いましたが、 毎度おなじみの「誰が誰?」の面白さは堪能。 結末は言われてみれば納得。 そーいー絡みだったのね。。。やられた…

読後感が非常に優!マイクル・コナリーにはまる

「暗く聖なる夜(下)」(28/108)いやー、新年早々に一気読み作品に出会えて、 今年は、なんか、いい感じです。 深みのある高速ストーリー展開のわけは、 ちょっとづつ先が読める布石をおいてる所かな。 最終地点に向けて、ズズズと引きづり込まれていく。 そ…

さてと2006年は、読書の前に

ミュージカル「CATS」(1) 映画「キングコング」(1)で明けました。 今年も、楽しく、嬉しく、よろしくお願いします。で。 キングコング、ヤバい。 こんな素敵な200分、ありがとうございました。 男の純情、ですね。 ============= ※はてな年間100冊読書クラブ…