趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

POPなフリーマントル、お試しあれ。

「知りすぎた女」(121/108) フリーマントルにしてはポップな作品。マフィア マネーロンダリング 愛人 FBI ニューヨークおなじみの要素ですが、 フリーマントルが料理すると、これが美味しいわけです。 今回は、かなり軽めで食べやすい(読みやすい)んです…

きたきた、ビジネスファンタジー

「神様からひと言」(120/108) 最初の100ページが良いね。 そして、最初の20ページがファンタジー。 久しぶりに読んだビジネスファンタジー小説。 荻原浩のユーモア物と人は呼ぶみたいですが、納得至極。 楽しい読書時間を過ごすことが出来ました。 内容に関…

ハードボルドなピュア恋愛小説

「熱欲」(119/108) 堂場瞬一の「雪虫」、「破弾」、そして本作。 日本の刑事ものとしては、本当に完成度高いですよね。 普通の犯罪刑事小説に、 ここまでしっくりと、そしてさりげなく恋愛模様を入れ込むテクニック。 完敗です。。。 毎回、素敵で癖のある…

ちょっと前に進みたい時に

「鍵」(118/108) 解説の受け入りになりますが、 本作品、とって優しい人間の成長のドラマです。 姉、兄、妹、3人が人生を前に進めていく。 ただ、その中でトリガーとなったのが「通り魔」だったわけです。 もちろんミステリーとしても立派に成立しています…

守ってあげたい

「守護者」(117/108) 骨太のアクション小説。 読み応えあり。 主人公はボディーガード。 守るべきは女性医師。 妊娠中絶と言う社会的問題を横軸に、ボディーガードという仕事を縦軸に。 しっかりとストーリーが進んでいく。 恋愛もあり。 かなりお茶目な登…

秘密結社、なんて馨しい響き

「石の扉」(116/108) 久しぶりに読んだノンフィクション。 フリーメーソン本です。 いわゆる秘密結社ですね。なんか、サークル活動っぽい感じ。 坂本龍馬のくだりは面白かったです。 確かにねえ。 まあ、これを陰謀と呼ぶか、政治呼ぶか。 はたまた経済活動…

やられたっ!!!

「空白の殺意」(115/108) ネタバレにならないように気をつけて書きますね。 高校野球、教師、不倫、地方都市、連続殺人、モーテル、女子高生。 あーあ、2時間ドラマチックな、オーソドックスな作品かなあ。 次々と人も殺されていくし、 事件を追う刑事さん…

東野圭吾、ですね

「殺人の門」(114/108) いやー、また東野圭吾ですよ。 もう完敗です。 読み始めた頃の予想を完全に覆され、そして、このラスト。 そんな、殺人、ありなの。。。。。。。。 最初は、どんどん人を殺してしまう主人公の物語かと思い、 いつ殺人癖が始まるのか…

これは純愛なのか!?破滅系主人公に乾杯

「破弾」(113/108) 刑事・鳴沢了シリーズ第二弾。 前作「雪虫」に増して、さらにさらにストイック。 だからこそ純情、純愛、、、 超トラウマを負って上京してきた鳴沢。 そのダメな感じがハードボイルド。 で、相棒の「美女」刑事もハードボイルド。 その男…

恋愛、且つ幻想小説に嵌まる快感

「ライオンハート」(112/108) 恩田陸の魔の手に嵌まる心地よさ。 うーむ、読書の快感。 読み始めて思ったこと、「なんなんだ!?」 途中で考えたこと、「やるねえー」 読み終わって、「感謝」 時空を越えて、とは良く言ったもので、 時系列はバラバラ、舞台…