趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

非読書ネタ:初音ミクが引導を渡した音楽と創造した音楽

久しぶりの非読書ネタです。 あまりにも考えることが多かった(で、同様に、物凄く楽しかった) 今日の初音ミクの ・ライブ? ・イベント。。。 ・祭り! ・集い、、、 ・オフ会(笑 ちょっと、この衝撃は文字に残しておきたくなるほど、 深く、鋭く、大きか…

夏休みの二冊

「星の王子さま」(117/122) 「銀河鉄道の夜」(118/122) 7月、ハワイ島のマウナケアで星を見ました。 東京生まれ、東京育ち、田舎も東京な自分にとって、 この星空は衝撃的でした。 あ、夜って明るいんだ。 天の川って雲みたいだ。 ツアーガイドの方が、 次…

隠された罪と隠すという罪

「凍てついた墓碑銘」(116/122) まさにアメリカ合衆国のミステリ。 もう王道。 非常に完成度の高い作品でした。 17年前の殺人事件と殺人事件隠蔽工作が ある関係者の死によって蘇る。 何事も無く生活が進行しているように見える田舎町で。 このパターン、 …

今更、これ、読むか???

「バカの壁」(115/122) って感じでしょ? 会社に落ちてた(笑)から読んでみました。 超ベストセラーにやっと着手。 小説以外を読むのは、実に6月以来。 やっぱり面白いことが書いてありました。 中でも、一元的な世の中から脱出しなくてはいけないって感じ…

読んだぁっ、て感じ

「海の底」(114/122) いいねぇ 怪獣SF いいねぇ 警察、自衛隊、子供たち 突飛な設定を圧倒的リアルで描くこの手法。 マヂで「小説」です。 読んでてドキドキワクワクです。 横須賀が巨大ザリガニ軍団に襲撃される。 それが前提。 そこに理由はいらない。だ…

道尾クオリティとは?

「片目の猿」(113/122) この作品のテーマ、 素晴らしいと思います。 中学校の夏休み読書感想文の課題図書でもいいでしょ!(ま、無理ですが) 人は、何かが欠けている存在であり、 その欠損を認めるか、拒否するか、 その二択でどちらを選ぶかが大事なこと…

生きていくための元気と勇気

「トーキョー・バビロン 上」(111/122) 「トーキョー・バビロン 下」(112/122) 馳星周は それを僕にくれるんです。 暑い夏だからこそ その「気」が必要なんです。 それにしても東京の夜の世界、闇の世界はワンダフルです。 歌舞伎町、六本木。 夜の力で街…

作家の罠

「愚行録」(110/122) インタビューと独白で構成された作品。 貫井徳郎ですから、 注意して読み進めなくちゃ、 仕掛けられた罠にはまらないようにしなくちゃ。 と、思いながら読み始めるものの、 一気に文章の中に取り込まれてしまい、 まんまと罠に。。。 …

勝つ人は勝つ、負ける人は徹底的に負ける

「謀略法廷・上」(108/122) 「謀略法廷・下」(109/122) こんなグリシャム、あり? この衝撃、 ただのリーガルサスペンスをはるかに超越。 <以下、ネタバレです> 弱者必敗の理。 こんな厳しい現実を見せつけられるなんて。 グリシャムだから、 最後は、も…

あの頃、僕は、聞いていた

「あの歌がきこえる」(107/122) 重松清の自伝的小説 地元山口県(多分)での 小学校、中学校、高校での「甘酸っぱい」ストレートな青春物語。 これ、剛速球。 5歳程、僕の方が下なんで、 各ストーリーに流れるこの時代の楽曲は、 前半はチョット、実感わか…