趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

ヘニング・マンケル

不器用な娘

「霜の降りる前に・上」(115/144) 「霜の降りる前に・下」(116/144) 北欧ミステリの巨匠 ヘニング・マンケル ヴァランダー・シリーズ第9弾 なかなかシリーズ全通は難しいのですが… ま、気を取り直して 本作品は シリーズ主人公の父を追って 警察官になること…

疲労困憊すぎだぜ

「背後の足音・上」(142/144) 「背後の足音・下」(143/144) スウェーデンの警察ミステリ。 ヴァランダー・シリーズ7作目。 重厚な物語。 底に流れる、 ヴァランダーの疲労。 警察官たちの疲労。 人々の疲労。 スウェーデンの疲労。 社会の疲労。 世界の疲労…

深みのある結末

「タンゴステップ・下」(45/122) 無事、事件は解決します。 スウェーデンを舞台としつつ、 最後はドーバー海峡を越える主人公。 そこで見つけた「答え」は、 物凄く、地味で、素朴で、実直で、 でも、根にはナチスドイツの亡霊が闊歩してて。 マンケルがう…

なんという設定なんだ

「タンゴステップ・上」(44/122) 舌癌の宣告を受けた警察官(37)が主人公。 これ、凄すぎる。 こんな設定の主人公、見た(読んだ)ことない。。。 スウェーデンの人気推理小説作家、ヘニング・マンケルの作品。 彼の作品、重いです。 今回も、日本では非常…