趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

まだ、きっと、どこかで、生きてるんでしょ

「獅子の血戦・上」(140/144) 「獅子の血戦・下」(141/144) このシリーズは 本当に面白い 主人公、ジョン・コーリー 碌でもない男ですよ 無駄口しか叩かない輩 が、しかし、今までの彼の登場作品ですね 王者のゲーム(2000年作品!!) ナイトフォール ワイルド…

翻弄されて、、、

「ブルースカイ」(139/144) 少女が駆け抜ける 17世紀のドイツ 近未来のシンガポール 2007年の鹿児島 時空を越えた物語に ハッキリとした整合性はない、と思う 意味の薄いかも ただ、何か疾走する 何かが動いている 時代を越えた少女の魂が ゆっくり、そして…

母、というストレートなタイトルに負けない作品に出会い、心、うたれ

「母」(138/144) 自分では絶対に手を出さない本を 人に勧められて買い 何の知識もないままに読み始め 感動し 涙することが出来る今年の夏に感謝 小林多喜二の母がひたすら語る 戦前に、拷問され、殺された、作家、小林多喜二の生涯を 語る母の口調は「軽やか…

久しぶりに、キターーーーーーーーーっ

「ヒトリシズカ」(137/144) この手法、初めてです こういう警察小説、なんですね まだまだ面白い小説は無限に生み出されるってことですね で、出来れば、前知識ゼロで読んで欲しいです 文庫の帯とか、裏とか、当然解説も読まないでください 騙されたと思って…

読むのが、辛かった、、、

「ヘヴン」(136/144) 読みながら、気分が悪くなった なぜ、このタイミングで この作品に出合ったのだろうか きっと、意味があるのだろう 中学校での、ひどい「イジメ」の物語 主人公は、僕。 14歳、「斜視」という見た目の問題がキッカケだったのだろうか 胸…

東京にだって、青春はあるんだぞ

「6TEEN」(135/144) あれから2年か… 中学生から高校生へ 4人のオトコの子たちが 相変わらずオトコの子してるのが素敵すぎる 高校生になって 一番目立った成長は? 女の子に対する意識の変化なのか!!! あ〜バカ〜 そう、シンプルなんです そこでしか成長出…

また問おう、仕事とは、何か

「張り込み姫〜君たちに明日はない3」(134/144) リストラ請負人シリーズ、第三弾。 ちなみに、僕が第二弾を読んだのが2010年 第一弾を読んだのが2007年 その当時からは、仕事、変わってますから で、今回登場する「不況産業」は ・英会話スクール ・旅行代…

覚悟の読書

「英雄の書・上」(132/144) 「英雄の書・下」(133/144) 宮部みゆきのファンタジー 久しぶりでした で、これはハイブローですよ ファンタジーの形をしながらも、ここまで書くか 悲しい現実を…あえてファンタジーにする ファンタジーだからこそ 現実の無様さが…

本気のミステリ

「鍵のかかった部屋」(131/144) ほんと、力抜いてるけど 密室、剛速球、気持良いです シリーズ第三弾 限りなく泥棒に近い男、榎本と お茶目な弁護士、純子が繰り広げる密室ワールド 今回は中編4つ こんなトリック、よくも考えつくな〜と思いつつ それぞれの…

あの頃の、こわいはなし

「ふちなしのかがみ」(130/144) 辻村 小学生を書く それも、ホラーで 短編5つ 正確には小学生の話は3つ でも、本筋は小学生だと思う あの頃の、万能な感じ それが一気にホラーに落ちていく感じ この浮遊感、ヤバい 直木賞、当然でしょ 嬉しいです 解説の北…

滅びゆく地方都市の女子高校生

「ダウン・バイ・ロー」(129/144) へ〜、こんな作家だったんだ、深町 前に一作品、読んだことがあります 5年前なので忘れていました このミス案件だったんですね ヤバい、未読、多いかも… 実にソリッドでgood さびれた地方都市 震災で更なる打撃 立ち直れる…

管理するか、管理されるか、それとも

「プラチナデータ」(128/144) 久しぶりの東野モノ 今回はけっこう王道な事件解決警察小説 人、殺される それも連続 事件の意外な関連性が見つかる 犯人を追う 逃げる 追跡する 真相がわかる で、解決しない ここがポイント まあ、一応解決するんだけど あく…