趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ウソ、つけますか?

「レイクサイド」(59/108) 東野圭吾という人は、なんて多才なんでしょうか!! ウソをつく事って、正直、ありますよね。 その時の自分の感情、気持ちって、なんなんでしょうか? 人は本来、正直でありたい訳でありまして、 それを覆すには、それ相当の理由が…

死生観、考えた事、ありますか?

「凍るタナトス」(58/108) 脳死、ってありますよね。 あれって、死んでるんですよね。 死後の世界って、ありますか? 天国と地獄は存在するんでしょうか。 幽霊、霊魂って存在するはずですよね。 それって、逆「脳死」的な発想かも。 うーむ、死ぬって、どう…

非常に冷たいミステリーのようです。が、しかし。

「扉は閉ざされたまま」(57/108) 石持浅海作品、初めて読みました。 シャープで冷たいタッッチで進むストーリー。 犯人は最初からわかっている「倒叙もの」です。 犯人の語りと、周囲の登場人物の語りが絶妙であり、 そこに犯人の心の中のセリフがからみあう…

ボッシュよ、あなたは強いっす

「ブラック・ハート(下)」(56/108) ボッシュシリーズ3作目。 吉野仁さんの解説でも言及されてましたが、 マイクル・コナリーのジャーナリストであった経歴が活かされてますね。 地味な描写が素晴らしい。 またテーマ設定の切り口も冴えてます。 「強権的…

ボッシュ刑事、法廷でも頑張る。。。

「ブラック・ハート(上)」(55/108) 約1ヶ月ぶりに読むマイクル・コナリー作品。 ボッシュシリーズとしては3作目。 時系列で言えば、1作目の前に起こった事件が今回のテーマ。 それが法廷と現場を織り交ぜながら展開する。 うーむ、良く出来ている。 な…

東京ドームで見るKAT-TUN

縁ありKAT-TUNを見てきました。 55,000人の熱狂の渦が東京ドームを揺るがす感覚。 凄いです。 祭典の狂気か?憧憬の炸裂か? あの時、あの場所に漂う酸素は、いつもの酸素とは違ってました。 なんか自分のやってることなんか、 とても小さな事であり、 でも…

乃南ホラーか。一味、深いね。

「あなた・上」(53/108) 「あなた・下」(54/108) へえ、ホラーだったんだ。 心霊ものか。。。 でも、さすが乃南アサ、ただのホラーじゃないんです。 文庫の帯のキャッチ「哀しさが止まらない青春ホラーの金字塔」。 うん、確かに哀しい。 人を恋する感情と呪…

ヨーロッパ企画、って知ってますか?

http://www.europe-kikaku.com/ 知り合いに超オススメされた劇団が「ヨーロッパ企画」。 今日、「Windows5000」という演目を初めて見ました。 いやー、ちょっと古い言葉で表現すればスタイリッシュ。 そして、結末はソリッド。 これが20回公演とのこと。 あ…

この医学サスペンスに、もっと欲しいもの

「感染」(52/108) 仙川環のデビュー作です。 医学サスペンス。 機軸は臓器移植。 舞台は大学病院。 一気読み出来る分量で巧みにまとめた感じ。 さすがジャーナリスト。 的確にツボは押さえてますね。 非常に読みやすかった。 ハリウッドで映画化(舞台・設定…

ジェフリー・ディーヴァー、間違いない

「獣たちの庭園」(51/108) 歴史ものでも、スパイものでも、冒険ものでも、 ジェフリー・ディーヴァー、間違いないです。 時は第二次世界大戦突入前。 場所はドイツ。 今まさにオリンピックが始まろうとしている。 そこにアメリカ人の「殺し屋」が潜入。 怒濤…

やっと、本当のサヨコに、出逢えました

「六番目の小夜子」(50/108)初めての出会いは六番目の小夜子 第一集 [DVD]出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2001/01/17メディア: DVD購入: 1人 クリック: 28回この商品を含むブログ (36件) を見る2000年でした。 で、今、やっと、本当の小夜子に出…

このオペラは、終わるのでしょうか。。。

「ミステリ・オペラ/下」(49/108) 今しがた、近くのラーメン屋さんで読了しました。 カウンターで一人で、深夜の喧噪の中、読了しました。 隣のスーツ着用の30歳手前といった感じの男の人は、 とても疲れていたようでした。 後ろのカップルは、 関係性を説明…

今年12本目のライブ、見てきました

10,000人キャパの会場なのに、 なんか、日清パワーステーション(って古すぎ)で見てる感じでした。 近い、近い、音が近い。 うまい、うまい、「不気味」なほどうまい。 まじ、やばい。超気持ちよかったです。 PA卓後ろのスペースで見る事が出来たから、尚更…

御手洗潔、変人の癖にスマートなんだから。

「セント・ニコラスの、ダイヤモンドの靴」(48/108) 文庫で250頁ほどなので、 軽く読んじゃいました。 内容も軽いんですが、 島田荘司ならではの軽さといった感じでしょうか。 軽薄ではありません。 スマートですね、スマート。 導入部分の軽妙かつ豊穣な会…