趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

天童荒太

輝かしい未来へ

「歓喜の仔」(149/144) 大丈夫です 700ページ弱、読み切ってください そこにある 希望の欠片に 心、打たれること、間違いないですから 安心してください 高校生・誠、小学生・正二、幼稚園児・香 三人のサバイバル 劣悪な環境の中 まさに「命がけ」の生活に …

死は何も解決しないのか

「まだ遠い光」(122/144) 終わりました 作品は でも、この物語を生き抜いた人たちにとっては やっと始まったって……感じでしょうか で、敢えて問いたい 死という選択肢は無しなのか その選択は 中長期的には間違っています でも、短期的には…… 天童は否定する…

こんなに平穏に生きていて、良いのでしょうか、許されるのでしょうか。

「幻世の祈り」(118/144) 「遭難者の夢」(119/144) 「贈られた手」(120/144) 「巡礼者たち」(121/144) ドラマ化を機に 読んでいなかったのに気が付き 今更ながら 読み始めましたが…… 重い とてつもなく、重い 天童なので覚悟はしてはいたが 何事もなく平凡に…

・・・言葉にならない

「悼む人・上」(108/144) 「悼む人・下」(109/144) なんという作品だ。 死者を「悼む」人の物語、だ。 どう鑑賞して、言葉にすれば良いのか分からない。 この読後の、柔らかな心を、気持ちを。 この優しさは、死の優しさなのだろうか。 そんな単純なことじゃ…