趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

信じない者は、殺される……

「砂の王国・上」(43/144) 「砂の王国・下」(44/144) 荻原作品 今までも色々と読んできました オイアウエ ひまわり メリーゴランド ハードボイルド 戦争 神様 噂 で、思い返すと どの作品も 辛く、苦しく、時に悲しいけど 人は生きていく かすかな希望とユー…

ひどいね〜〜笑笑笑、でもね

「貴族探偵」(42/144) ひどいね〜 この主人公の探偵、貴族 いいね〜 このゆるさ でも、超本格 こういう手の込んだ小説、好きです 5つの事件 たまたまそこにいた貴族探偵が 使用人を駆使して 犯人を暴いていきます 密室、バラバラ、アリバイ ミステリの王道に…

なぜに、涙、滲むのか

「純平、考え直せ」(41/144) 地味に泣いてしまいました なんだろ この気持ち 下っ端やくざ、純平の物語 一旗上げるために 鉄砲玉、要は「上司」の「人を殺せ」という指示に従う 指示を受けた途端 純平は様々な人たちと出会う さらにネット上での意味不明な出…

田口先生、おつかれさまでした

「ケルベロスの肖像」(40/144) バチスタ 2007年に出会ってから7年ですね ナイチンゲール ジェネラル イノセント アリアドネ 番外編のジェネラルもあったね そしてケルベロス 桜宮サーガの本線、これにて一旦終了です おつかれ、田口 本作、Aiの最終レベルで…

社会的盲目という巧みな設定

「特捜部Q Pからのメッセージ・上」(38/144) 「特捜部Q Pからのメッセージ・下」(39/144) Qシリーズ、第三弾 今回のサブテーマは「宗教」です 信じるが故に 社会的に盲目になってしまった人たちを選んで 残虐な仕打ちを繰り返す犯人 なんて巧妙な設定なんで…

琵琶湖は偉大っちゅうことで

「偉大なる、しゅららぼん」(37/144) 万城目ワールド、炸裂 高校生が主人公だけに より「青春」度が高くなってはいるものの サイコバトルの基本線は よりパワーアップされてるし また、贅沢な作りでもある サブキャラにも隠れたドラマ満載で この作品の裏に…

直接対決実現

「残月」(36/144) 遂に追いつきました みおつくし料理帖シリーズ第八弾 現時点でのシリーズ最新作となります 前作「夏天の虹」での主要メンバーの死によって 物語が一気に動き始めた本作 今まで隠されていた事実 隠していた気持ち 澪の周囲が 澪の人生を動か…

あぁ、全てが、ひっくり返されていく……

「イン・ザ・ブラッド」(35/144) カーソン・シリーズも五作品目 最後の最後 事の全容を晒された時に ここまで騙されていたのか……という爽快感 船に捨てられた赤ん坊 極右説教師の猟奇的殺害事件 そこにどう絡むのか……マッドサイエンティスト 次々と、思いが…

タイトル、秀逸。

「ジェノサイド・上」(33/144) 「ジェノサイド・下」(34/144) 上巻を読んでいる時点では 物語の「本筋」が 見えそうで見えないまま ノンストップのジェットコースターのように 文字が駆け抜けていく 日本の大学院生 アフリカの傭兵 北米のホワイトハウス周辺…

命をかけたウソ

「鎖された海峡」(32/144) お正月 落ち着いて読む700頁、堪能でした 順番を間違えて読んでしまっていたので これで正常化、最終章に向けて準備万端 第二次世界大戦を描く巨大シリーズ 中立国スペインを主舞台に 歴史的事実を追いかけながら 弩級のスパイエン…

平和ボケ

「テロリストの回廊・上」(30/144) 「テロリストの回廊・下」(31/144) こんなのハリウッド映画並みの絵空事だよ…… と思えない この、お正月の日本と 同じ地球上で起こっている悲惨な事件 クランシーなんで 政治的信条の偏りは織り込み済で読んだものの まさ…

2013年の一番

明けましておめでとうございます 今年もよろしくお願いします さて、2013年の結果発表です ■書籍=165冊読了(2012=156) <一番> 「マリアビートル」伊坂幸太郎マリアビートル (角川文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2013/09/25メデ…