趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2005年自分のベスト&ラスト1冊

やっと仕事も終わったところで、 仕事以外の一年間、振り返ってみました。 あくまでも自己満足、御免。 ■書籍(今年、自分が読んだものです。古くてすいません)「焦熱の裁き」デイヴィッド・L.ロビンズ ※4月に読了 焦熱の裁き (新潮文庫)作者: デイヴィッド…

今年最後の一気買い

・暗く聖なる夜(上)(下) ・誘拐の果実(上)(下) ・ねじの回転(上)(下) ・サイレント・ゲーム(上)(下) ・皇帝の血脈(上)(下) ・ミステリ・オペラ(上)(下) ・沈黙者 ・柔らかな頬(上)(下) ・無頼の掟 ・百番目の男 ・獣たちの庭園 ・死にぞこないの青 ・北の狩…

名言、見つけちゃいました。恩田陸作品で。

批判は心身を緊張させ 軽蔑は感情を摩耗させる 「象と耳鳴り」(25/108) ってことで、恩田陸のとっても素敵な短編集、全12作品。 僕は「ニューメキシコの月」が一番ドキッとして、「往復書簡」が一番ホッとしました。 それにしても恩田さんの文章の柔らかさ、…

結局4冊目は断念。で、唐突に銀座の

25日は終了し、正月に向けて加速中。 ↑はソニービルのシャネルツリーの解体(もしくは変身?)中。→はご存知「和光」のショウウィンドウの入れ替え中。ちなみに暗くて写真撮れませんでしたが、 歌舞伎座の玄関には、立派な門松が鎮座。そして築地はこれから…

Xmas当日の三冊目は「巧み」な伊坂幸太郎

「ラッシュライフ」(24/108) おおー、巧み。 時間と人間関係がザクザクと交錯する群像劇。5つ(4+1って感じだけど)のストーリーが 時間差攻撃でやってくる快感。 あー、本読んでて幸せ、と思える作品です。 やるじゃん、伊坂幸太郎。泥棒 失業者 女実業…

Xmas一気読み第二弾は貫井作品で重く。。。

「殺人症候群」(23/108) 久しぶりの貫井徳郎作品でした。ああ、重い。 ああ、救われない。 ああ、痛い。未成年犯罪がテーマ。 正義、命、法、社会、復讐、魂の抜け殻。ああ、答え無い。 ああ、苦しい。ああ、これは他人事なのか?明日は我が身?どうしたら。…

恒例!クリスマスに一気読み。その1は軽いホラー系なり

「親指さがし」(22/108) この時期は、下手に外に出ると大変なので、 一気に読書でございます。 ちなみに昨年は約20時間、一気に「ダヴィンチコード」でした。 さて、今年はまずは短いものからということで、山田悠介でスタート。 ライトなホラーです。 あく…

凄い、凄い、すごく凄い、島田荘司

「魔神の遊戯」(21/108) 島田荘司、凄い。 なんだ、この筆力。圧倒的。 特に、いわゆる「語り部」の設定が絶妙。とりあえず、ミステリ好きな人は読まなきゃいけない作品じゃないかなあ。 コメントしようがない、強い作品に、感謝。 今後も、御手洗潔、読まな…

どっちなんだ!島田荘司

「御手洗潔の挨拶」(20/108) 島田荘司、不思議な作家さんですね。 馬鹿にしているような、していないような、、、 で、本作品は短編4作。 それぞれ、かなり「人情味」あふれる。 御手洗、イヤな奴なんだけどイイ奴キャラの王様では? まだ3作品しか読んで…

1940年、イベリア、戦争への道

「イベリアの雷鳴」(19/108) スペイン三部作「遠ざかる祖国」を先に読んでしまっただけに 大まかな展開を読めるだけに それはそれで面白かったかです。 で、第二次世界大戦って、ねえ。 まあ、戦争って、後から振り返ると、 なーんてバカな事したんだろう。…

あら、地元小説、でも直木賞

「4TEEN」(18/108)石田衣良といえば、僕的にはIWGP、圧倒的に。 ブクロ最高ーーーーー、でしょ。 でも、これは、僕が今住んでいるところの「地元」小説。 舞台が全てリアル。 文字が、ギュギュっと迫ってくる感じ。 4人の中学生の自転車の音が聞こえてくる…

なんと、2002年12月以降に初めて読んだ「非小説」本

「下流社会」(17/108) 勝ち組とか 負け組とか 言ってる余裕、もう日本にはないのかも。。。 勝ち 負け でしょ。「組」とかつけてる場合じゃないでしょ。 刺激的な内容でした。 で、これ読んだ人の感想、こっそり聞きたいです。 ほくそ笑む人 無視する人 否定…

珍しく、親から貰った本でも読みました

「警視庁公安部」(16/108) 佐竹一彦さんの作品は初めてです。 こういう作風なんですね。 意外に映像的な小説でした。 で、出来れば、もっと「公安」の部分を読みたかったかも。 公安部内の軋轢とか、画策とか、 そーんな、どっぷり重いモノ、書いていないの…

島田荘司か。。。奥、深いですねえ

「斜め屋敷の犯罪」(15/108) おお、 島田荘司初心者として、 味わい深く読めました。 もう、半分も行かないうちに犯人はわかってるんです。 でも、それは問題ないんですよね。 どうやって犯人になっていくのか。 なぜ犯人なのか。 そして、どんなトリックを…

今年46本目のLIVE、って事で本以外の話題

良かった・・・ やばかった・・・ もう、見とれてしまって・・・ 盛り上がる気力すら失せるくらいのパワー 笑顔、可愛い・・・ オーラ、凄すぎ すいません、感想が、感動が、体験が、文字に転化しません 許してください 2時間、歌いっぱなし、踊りっぱなし …

今年44本目の舞台鑑賞、って事で本以外の話題

友人に飲みの誘いのメール送信>18時40分友人から、とりあえず舞台を見るとの返信>18時50分その舞台、知り合い出演してるから見ると決断>18時55分当日券ありますか確認メール送信>19時ありますメール返信>19時10分舞台開演>19時30分舞台終了>21時30分…

WW1以前の作品かと思うと。。。

「失われた世界」(14/108) コナン・ドイルの1912年作品です。 真っ当な冒険小説を読ませていただきました。 イギリス人の「皮肉っぽさ」と「ユーモア」満載のSF冒険もの。 当然「嘘」なんだけど、 いつのまにか、「これ事実なんじゃない」という気にさせられ…