美しく走りたい
「風が強く吹いている」(16/144)
泣けた。
なぜ、涙が?
それは美しいからなのかもしれない、
彼らの走る姿が。
無名大学の素人陸上部が、
あの、箱根駅伝に出場する物語。
青春、陸上、ファンタジーです。
それにしても美しい。
走る姿。
走る気持。
走る感動。
走る快感。
そして、走る意味。
美しく、しなやか、逞しく、描かれています。
僕も走り始めて7年ですが、
他の人に走る楽しさ、喜びを説明するのが難しかったのですが、
その答えが本作品にあります。
これ、読んだら、まず、走りたくなると思います。
そして、解説でも言及されていましたが、
箱根駅伝が舞台と言うことは、
もう、読者は結末がわかっているんです。
オチはばれてます。
なのに、なのに、なのに、、
三浦しをん、凄すぎる。
結果を越えた過程というものを、まざまざと見せつけられました。
感動です。
朝から泣いてました。
今週日曜日、フルマラソンを走るのですが、
ちょっと、
走る喜びが増大しました。
なんて、読書って
素晴らしいのでしょう!
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 三浦しをん
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/06/27
- メディア: 文庫
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