プロフェッショナルのレスリング
「マッチメイク」(127/108)
不知火京介の江戸川乱歩賞作品。
プロレスものミステリーです。
珍しいですよね、きっと。
正直、プロレスとか格闘技とか全然詳しくないし、
興味もないのですが、
本作、非常に楽しめました。
主人公の山田君が、大人になっていく物語。
成長していく過程が、プロレスという「アイテム」を通して、
鮮明に若々しく、伸び伸びと展開していきます。
物事を知るという事に付随する、喜びと悲しみ。
その悲しみの分だけ、強くなるし、
その喜びの分だけ、進化する。
それが、人間の本質なのではないでしょうか。
多分、プロレス好きな人とは全く異なった読み方をしてるんでしょうね。
でも、これ読むとプロレス、生で見たくなります。
プロレス好きな人の感想、聴きたいなあ。
※はてな年間100冊読書クラブ
※妄想キャスティング
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- 作者: 不知火京介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/08/12
- メディア: 文庫
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