目標とすべき男、竜崎。
「果断・隠蔽捜査2」(87/122)
今、尊敬する人は?と問われれば、
隠蔽捜査シリーズの竜崎と答えるだろう。
痺れる奴だ。
このセリフ、ヤバい。
俺は、いつも揺れ動いてるよ。
ただ、迷ったときに、
原則を大切にしようと努力しているだけだ
そうなんだよな〜
原理原則を守り切る勇気と決断力。
ブレない強さを、今、世間は、世界は求めているんだよな〜
前回の家族の不祥事により東京大森署に左遷された竜崎。
所轄で立てこもり事件が発生。
その事件の謎に挑むわけで、
その捌きが、徹頭徹尾、原則に従う。
その凛々しい姿に、打たれずにいられない。。。
SITとSATの対立を調整するのではなく「仕切る」。
仕事を一番得意な人たちに「任せる」。
ルールを「守る」。
それがカッコいいんだよな〜
でも、この大事件よりも、
署内での瑣末な事象に疑問を持ち、
それを、原理原則で対応、変革していく姿が美しい。
そう、美しいのだ。
理不尽なことを理不尽と考えることができる美しい心。
この時期に、竜崎に再び会えたことは、
この先の自分に有利に働くはずだ。
そう、美しく生きよう。
そして、そのために努力しよう。
それしても面白い。
完璧に面白い。
読も、うん、読もうよ。
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 今野敏
- 出版社/メーカー: 新潮社
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