これぞ、僕のど真ん中
「ジョーカー・ゲーム」(131/144)
そもそも、
僕が小説にハマった契機の一つは、
スパイ小説でした。いわゆる「エスピオナージ」モノ。
今でもCIAに憧れていますし、
内調とか中途採用があるものならば。。。
妄想はさておき、
キターーー!
スパイど真ん中。狂いなし、迷いなし。
時代は1940年代。
主役は日本人スパイ。「D機関」。
もうたまりません。
その時代に、
平然と天皇制を批判するスパイマスター・結城。
死ぬな、殺すな。
その哲学は美しすぎる・・・
これぞスパイ。
このスパイ魂は武士道に通じる。
目的のために全てを削ぎ落とす潔さ。
無謀な大義名分に惑わされない。
結城の下から、スパイが巣立っていく。
国内で、ロンドンで、上海で。
スパイの闘いは展開される。
文句なしに面白い!
スパイ好きなら超絶必読作品ですから!
いや〜、
こういう作品に出会えるから、
やっぱり、読者はやめられない!
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
- 作者: 柳広司
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/06/23
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 15回
- この商品を含むブログ (43件) を見る
(20081021-20091020.139/122)
(20071021-20081020.134/122)
(20061021-20071020.133/122)
(20051021-20061020.128/108)