趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

これぞ、僕のど真ん中

ジョーカー・ゲーム」(131/144) 
 
 
そもそも、
僕が小説にハマった契機の一つは、
スパイ小説でした。いわゆる「エスピオナージ」モノ。
今でもCIAに憧れていますし、
内調とか中途採用があるものならば。。。
 
妄想はさておき、
キターーー!
スパイど真ん中。狂いなし、迷いなし。
時代は1940年代。
主役は日本人スパイ。「D機関」。
もうたまりません。 
その時代に、
平然と天皇制を批判するスパイマスター・結城。
死ぬな、殺すな。
その哲学は美しすぎる・・・
これぞスパイ。
このスパイ魂は武士道に通じる。
目的のために全てを削ぎ落とす潔さ。
無謀な大義名分に惑わされない。
 
結城の下から、スパイが巣立っていく。
国内で、ロンドンで、上海で。 
スパイの闘いは展開される。
 
文句なしに面白い!
スパイ好きなら超絶必読作品ですから!
いや〜、
こういう作品に出会えるから、
やっぱり、読者はやめられない!
  
      
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

ジョーカー・ゲーム (角川文庫)

ジョーカー・ゲーム (角川文庫)

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