趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

久しぶりに体感する圧倒的なクリエイティブ

「烏に単は似合わない」(134/144)  
 
 
理解を要求されない
超絶ファンタジーの世界で繰り広げられる
人間のエゴがぶつかり合う
実に真っ当な社会派ミステリ
 
そんなの、無茶でしょ
その無茶が
ここにはあるのです
 
平安時代チックな設定
でも人が鳥(烏??)になったりする世界
四人の姫が
皇太子(らしき人物)の妻になるために
しのぎを削るストーリー
 
主人公は、世間知らずの姫
意地悪な姫
計算高い姫
訳のわからない姫
得体の知れない皇太子に翻弄されつつも
やる気満々の謀略の香り……
さて、この「花嫁」レースの結末はいかに!?
時を超えた、ラブ・サスペンスも
たまには楽しいよね〜 
とか思って読んでいるうちに
読者は
いつのまにか全くの別世界に引きずりこまれているのです
 
人の想像力
小説を書くという作業に限界は無いのだと
改めて思い知らされました
 
いや、こういう作品に出合うと
読書が趣味で良かったなと
心から思います 
   
 
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから
 
  
はてな年間100冊読書クラブ
(20121021-20131020.161/144)
(20111021-20121020.166/144) 
(20101021-20111020.159/144)
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(20051021-20061020.128/108)