法月ビギナーですが
どーしても「ホウゲツ」って読んでしまうビギナーとして、
読みました。
法月綸太郎「一の悲劇」(3/108)
他に読んでいるのは以下の作品かなあ
・頼子のために
・密閉教室
・生首に聞いてみろ
で、「一」は犯人は結構中盤で推測出来るんだけど、
それは「ワザ」とやっている(と思う)わけで、
それよりも、
そこにいたるまでの「回り道」を読ませて、
さあ、どうでしょう、って感じかなあ。
ドンデン返しの落とし所を知りつつも、
揺さぶりをかけられる楽しさ。
で、最後の4行で救われる。
佳作ですね。好きです。
- 作者: 法月綸太郎
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 1996/07
- メディア: 文庫
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