このモース警部、きてます、きてます
「キドリントンから消えた娘」(13/108)
かなり本格的推理小説ではないでしょうか。
王道!
でも、モース警部の存在が
本作品を
普通の本格的推理小説の枠組みから外れた「名作」にのし上げているのは
誰が読んでも一目(「読」か!?)瞭然。
僕はフロストを思い出しました。
そーいや、フロストシリーズ、出ないかなあ
大ドンデン返しというわけでなく、
思わせぶりな結末への誘導の連発。
残りページ数を鑑みると、
この先、どうやって「落とし前」つけるのかドキドキさせる巧みな構成。
読み応え十分でございました。
楽しい読書に、今日も感謝。
- 作者: コリンデクスター,大庭忠男
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1989/12
- メディア: 文庫
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