趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

濃い、濃すぎて頁をめくる速度が遅くなる

「皇帝の血脈」(上)(35/108)


アラン・フォルサムの三作品目。
前2つも、しっかり読んでました。

告解の日〈上〉 (新潮文庫)

告解の日〈上〉 (新潮文庫)

狂気のコードネーム「明後日」(ユーバーモルゲン)〈上〉 (新潮文庫)

狂気のコードネーム「明後日」(ユーバーモルゲン)〈上〉 (新潮文庫)

で、とにかく濃い!
冒頭の(といっても400ページ以上)追撃シーンは圧巻。
なかなか終わらないんだ、これが。
でも、無駄が無い、飽きのこない、濃密な描写で。
パラパラとページをめくるという感じではなく、
一枚一枚、たぐっていく感じ。


で、舞台は世界へ。
どんな陰謀が待ち受けているの?
普通ならば、冒頭だけで立派な1作品、それも優秀な、感じなのに。
雪降る中、まだまだ続く、楽しさよ。




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