趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

ロマノフ王朝は不滅です!70%のハッピーエンド

「皇帝の血脈」(下)(36/108)


朝の3時頃に読了したのが良かったかも。
相変わらず、世界を、そして歴史を時空を越えた謀略。
それを70%のハッピーエンドで卒なく締め括るアラン・フォルサム。
佳作です。


でも、敢えて苦言を。
最初の400ページの勢いが、
舞台が巨大になってしまうと薄れてしまうのが残念。
ま、これだけの大仕掛けを纏め上げるのが、
フォルサムの真骨頂であるのは、わかってるんだけど。


世界とか、王朝とか、神様とか置いといて、
こじんまりした世界の中での濃い一発に期待です。
となると、やっぱり刑事モノかなぁ。
ポリティカルスリラーとか良いかも。



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