自分読書史上(?)で最も愛すべき主人公である
「グレイヴディッガー」(100/108)
こんなに素敵な主人公に出会えるなんて!
ちょっと、感動です。
八神俊彦。
愛すべき「小悪人」なり。
いちいちの行動がおかしいし、
発する言葉も小憎らしい。
逃げる逃げる逃げる。何のために逃げる?
自分のため、そして「正義」のため。八神は必死に逃げる。
普通に考えれば猟奇的連続殺人事件ミステリーなんだけど、
八神の存在が、全てを変えていく。
高野和明の
弱者に対する優しさが満ち溢れる佳作。
これ、オススメです。
ノンストップで楽しめる、素敵な作品です!
※はてな年間100冊読書クラブ
※妄想キャスティング
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- 作者: 高野和明
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