趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

不可解なり。不愉快なり。でも、読みたい。

「ZOO〈1〉」(104/108)



乙一作品は、不思議です。
短編集です。5編。
全部バラバラ、という言い方も出来ましょう。

読んでて、気持ち悪くなってくる作品も、正直、あります。
でも、でも、でも、読みたいんです。
文字から想起される場面が、情景が、
残酷かもしれないけど、それだけじゃないんです。


映画で言えば、
ただの残酷で驚かされるだけのホラー映画じゃなく、
その後ろに、かすかに、薄く、だけどしっかりと、何かが潜んでいて、
それを見つけたいから、読むんです。


乙一に対する期待感が、そう思わせるのでしょうか?
それとも、彼の綴る文字の力なのでしょうか?
さてと、続きを読みましょう。





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ZOO〈1〉 (集英社文庫)

ZOO〈1〉 (集英社文庫)