これは純愛なのか!?破滅系主人公に乾杯
「破弾」(113/108)
刑事・鳴沢了シリーズ第二弾。
前作「雪虫」に増して、さらにさらにストイック。
だからこそ純情、純愛、、、
超トラウマを負って上京してきた鳴沢。
そのダメな感じがハードボイルド。
で、相棒の「美女」刑事もハードボイルド。
その男女の捨てた感じが刑事小説の醍醐味なのか。
本作、リアルなようで、
ギリギリ、ファンタジー警察小説?
ミステリーとはちょっと違う。
それが横山秀夫とは異なる堂場瞬一の魅力なのかも。
警察モノ好きな人は、是非一読あれ。
乾いているようで、濡れている世界へ。
※はてな年間100冊読書クラブ
※妄想キャスティング
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- 作者: 堂場瞬一
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2005/01
- メディア: 文庫
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