趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

運命。偶然。神。確率。原子。

「奇偶・上」(75/122)



なんだ、これは!!!!!



凄いぞ、凄すぎる。
脳ミソが足りない。言葉に理解がついていけない。
あー、取り残される。
山口雅也は、別に走っているわけでない。
ゆっくり歩いているに違いない。
でも、油断してたらキャッチアップできない。
スリルに満ちた著者への挑戦なのか?


スコラ哲学?
神学?
数学?
物理学?
心理学?
易学?
そして、文学…
混沌とした思考の向こうに待ち受けているのは?



黄金週間の締めくくりに相応しい奇作。
読書の楽しさ、ここにあり。




はてな年間100冊読書クラブ(2005-2006.128/108)
※妄想キャスティング
http://mixi.jp/view_community.pl?id=424676

奇偶(上) (講談社文庫)

奇偶(上) (講談社文庫)