六つの死に際
「死神の精度」(63/122)
面白いねえ。
もう、唸るしかないねえ。
なぜミュージックなんだろう。。。
そこだけで、
もう、ヤラれたっ!って感じ、伊坂幸太郎に。
六人の人間の死への一週間。
死神が、見届ける六つのストーリー。
冴えない女の子、やくざ、雪中密室、片思い、通り魔、老女。
そして、そこに纏わる死。
人が生まれた瞬間に唯一、確実に約束されること。
それは死ぬこと。
その唯一無二のゴールに向かって、人は生きているわけではない。
じゃ、何のために生きてるんだ?
死神のクールな「死生観」に思わず笑みがこぼれるけど、
それって、どういう感覚なんだろう。
難しく読もうと思えば、読み込める。
シンプルに、文章の中に飛び込んでエンジョイすることも出来る。
やっぱ、伊坂は凄い。
※はてな年間100冊読書クラブ(2006-2007.133/122)(2005-2006.128/108)
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
http://ameblo.jp/yonyonsan/
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