SFかと思った。。。
「銀輪の覇者・上」(18/122)
自転車の長距離レースって、
面白いんですよね。
ケイリンじゃなくて、ロードレース。
ツールドフランスみたいなヤツ。
何日もかけて走るレース。
実は複雑で、戦略的なスポーツである自転車レースの醍醐味を、
実に鮮やかに、無骨に描いているのが本作品。
でも、最初、読み始めは、
この作品の設定が良く分からなくて。
これは現実に日本なのか?→そうらしい
いつの時代の話なのか?→昭和一桁の頃らしい
テーマは何なのか?→ただの自転車レースの物語ではないらしい
そんな上巻。
自転車レースのチームでの戦い方が、
ここまで分かりやすく(でも、説明くさくなく)書かれているんで、
初心者の私でも、グイグイと引き込まれていきます。
で、この質実剛健な物語が、
どこにたどり着くのか?今から興味津々。
※はてな年間100冊読書クラブ(2007-2008.134/122)(2006-2007.133/122)(2005-2006.128/108)
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから」
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