趣味は「読書」ですから

毎日、本が読めて、美味しいお酒が飲めて、走って、そして楽しい仕事が出来る。それが一番。何事もなく、今日も読書が出来ることに、本当に感謝です。

ニューヨーク、アトランタ、フロリダ

「血烙 刑事・鳴沢了」(84/122)
 
 
鳴沢のサプライズ(って単語、嫌いですが、、、)は、
ニューヨーク市警への研修ですか。
この展開にはマヂで驚きました。
シリーズ7作目にして、
この「とんでもない」舞台を惜しげもなく繰り出す堂場瞬一の、
破壊力満載の筆力に、最敬礼。
 
で、いきなり勇樹がバスジャックされた。
更に誘拐された。
ルールを守ることが残念なほどに苦手な鳴沢は、
アメリカ合衆国でも同じ。
大切な者のために、ひたすら走る、追う、捕まえる、吼える、暴れる。
 
今回のテーマは「相棒」です。
一人の限界のを、異国の地だからこそ実感する鳴沢は、
一回り大きな人間に成長し覚醒する。
ニューヨークのミック。
アトランタのB・J。
フロリダの「イケメン」ホセ。
相棒という立場に立つことは、
全ての理性的な判断を超えたところにある約束なんです。
 
相棒、欲しい、な。
相棒、これから、見つかるかな。


 
 
はてな年間100冊読書クラブ(2007-2008.134/122)(2006-2007.133/122)(2005-2006.128/108)
※「もう一つの趣味は「ランニング」ですから

血烙―刑事・鳴沢了 (中公文庫)

血烙―刑事・鳴沢了 (中公文庫)